成果の横取り、責任の押し付け、気分で態度を変える...「やる気を失わせる」上司に賢く対処する方法は

有効な対処法をいろいろ組み合わせてみよう

   では、やる気を失わせる上司に対して、どのように対処したらいいでしょうか? 2つほど紹介したいと思います。

1. 自分の対応を変える
冷静に受け止める:上司の理不尽な言動にカッとなっても良いことはありません。一度冷静になりましょう。
「なぜ?」と質問で返す:感情的にならず、「なぜそのような指示なのですか?」などと質問で返すことで、上司に自分の意図を再考させたり、会話を論理的な方向に向けたりできます。
スルーする: 仕事に支障がない範囲であれば、ネガティブな言葉を真に受けず、聞き流すことも一つの手です。相手の言葉に一喜一憂しない意識が大切です。
仕事だと割り切る:「これは業務上のやり取りであり、個人的な攻撃ではない」と割り切ることで、精神的なダメージを減らせます。

2. 上司との距離を取る
関わる頻度・時間を減らす:業務に支障がない範囲で、上司との関わりを物理的・精神的に減らします。
完璧を求めない:完璧な上司はいないことを理解し、良いところを探す努力をしてみるのも、自分の気持ちを整理する助けになります。
自分自身の行動を振り返る:自分にも改善できる点がないか客観的に振り返ることで、問題解決のきっかけが見つかる可能性もあります。

   これらの対処法を組み合わせ、自分に合った方法でストレスを軽減し、心身の健康を守りましょう。



【筆者プロフィール】
高城 幸司(たかぎ・こうじ)/株式会社セレブレイン代表取締役社長。1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。

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