仲介のアピールで、対立するインドをけん制?
パキスタンが仲介役になった背景を問われたジャーナリストの柳澤秀夫さんは「世界に存在感を示したいという思惑は、パキスタンにあると思う。長年いろいろな問題を抱えている隣国インドはグローバルサウスの雄と言われているが、これに対抗してパキスタンもなにがしか自分の存在感を示すいいタイミングととらえているのではないか。ドラマにたとえるならアメリカとイランに対して『この脚本でどうでしょう。これで進むんじゃないですか』と持ちかけた。パキスタンが今回の仲介の労をとっていることで存在感がアピールできれば、インドに対しても優位に立てるのではないかと、そろばん勘定をはじいているような気がする」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)