参議院を軽く見ていた
弱さのもう1つは「おごり」だ。2026年度予算の年度内成立を参議院に阻まれたのもその表れだという。
「参議院にはね、与野党共通の意識がありまして、『衆議院に対する対抗意識』というのがあります」「それが熟議につながっています」「そういう点では、衆議院と参議院は違って(いて)、『議論を大事にするんだ』とか、『衆議院に対して対抗意識がある』といった政治の原点のようなところを、高市さんは軽く見ていたということが現実にあったと思いますね」
TBS報道局の後藤俊広元政治部長は「高市さんの中では錯覚、あるいは油断があったと思います。『衆議院であれだけ勝ってしまったから、この勢いで参議院もいくんじゃないか』という油断があったと思います」と伝えた。
「逃げ」と「おごり」、高市首相の致命傷になりかねない。
(シニアエディター 関口一喜)