全国チェーン「さかい珈琲」FC加盟店で「障害福祉施設」 店長語る、「サービスの質」と「福祉」の両立への模索

フランチャイザーに「現場に合わせた柔軟な対応」相談できた

   檸檬会はなぜ、「さかい珈琲」にフランチャイズ加盟したのだろうか。

   檸檬会では、さまざまな社会課題に対して事業を通して解決している。その課題の1つに、障害のある人の就労問題があったと説明する。「安定した収入がないと自立につながらない」といい、これを解消するため、利用者と雇用契約を結ぶことが必須となっている就労継続支援A型事業所の運営を始めた。

   低賃金問題を解消しつつ、利用者が働き続けられる環境を整えるスキームを構築する中で、チェーン店のフランチャイジーとして就労継続支援A型事業所を運営するに至ったという。

   フランチャイズ先を探すなかで、「さかい珈琲」のフランチャイザー(フランチャイズ本部、運営会社)であるJ・ARTは、就労継続支援A型事業所運営に理解があったと話す。

「営業時間やメニューの調整、現場に合わせた柔軟な対応などもご相談に乗っていただけたので、安心してスタートできました」

   檸檬会は4月1日、同福祉法人の「さかい珈琲」2店舗目である奈良三郷店をオープン。今後、就労継続支援A型事業所としての運営も開始する予定だ。

   また、フランチャイズ加盟による就労継続支援A型事業所の運営としては、さかい珈琲紀の川店を含めて、既に4店舗運営している。

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