プロボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏(46)が、2026年4月12日にユーチューブを更新し、WBC世界バンタム級挑戦者決定戦を制した那須川天心(帝拳、27)について、「完璧な戦い方で勝った」と高く評価した。
「天心選手は中間距離に強い」
WBC世界バンタム級2位・那須川は、11日に東京・両国国技館で挑戦者決定戦を行い、元世界2階級制覇王者で、同級1位フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ、35)に9回終了TKOで勝利した。
試合は、那須川が序盤からペースを握った。エストラダを真っ向から受けとめ、力強いパンチを上下に打ち分けた。
この日は公開採点ルールが採用され、4回終了時の採点は、2人のジャッジが38-38のドロー。残る1人が39-37で那須川を支持した。
中盤以降も那須川のペースは崩れず、試合を優位に進めた。8回終了時の採点は、3人のジャッジ全員が那須川を支持(77-75、78-74、79-73)。最後は、エストラダがギブアップする形で試合が終了した。
スポーツ紙の報道によると、エストラダはろっ骨を骨折しており、試合後、病院に直行したという。
試合を現地で観戦した内山氏は「エストラダ戦は、うまい戦い方をした。天心選手は、中間距離に強い。5ラウンドあたりからエストラダも攻勢を強めてきた。接近戦になると、どうしてもパンチをもらう確率が高くなる。当てる確率は上がるが、もらうことも多くなる。天心選手は、接近戦でも引かないところが、良くなったところ。あれ(接近戦)で、エストラダは心が折れたところがある」
「倒しにいこうとしたところが素晴らしかった」
那須川は25年11月に行われたWBC世界バンタム級王座決定戦に出場し、元世界王者の井上拓真(大橋、30)と対戦し、0-3の判定負けを喫した。今回は、井上戦以来のリングで、背水の陣で臨んだ1戦だった。
井上戦では、立ち上がりこそスピードで圧倒したが、4ラウンド以降は井上の手数とテクニックに屈した。スタミナでも井上が上回り、元王者の貫禄で那須川を下した。
内山氏は、スタッフから「井上戦からの変化」を問われると、「エストラダと井上拓真選手はタイプが違うので、何とも言えないが、接近戦で引かなくなったというところが、1番良くなったところ。あと、倒しにいこうとしたところ。あれも素晴らしかった。天心選手は完璧な戦い方で勝った。これで自信になったと思う」との見解を示した。
スポーツ紙によると、次戦は9月を予定している。対戦相手は未定だが、5月2日に行われるWBC世界バンタム級タイトル戦の勝者との対戦が、既定路線とみられる。同タイトル戦は、王者・井上拓真が、元世界王者・井岡一翔(志成、37)の挑戦を受ける。
『Prime Video Boxing 15』
— Prime Video Sport JP(プライムビデオスポーツ) (@pvsportjp) April 11, 2026
那須川天心 vs エストラーダ
4R終盤、那須川が
振り向きざまにカウンター!
エストラーダがよろめく!!
独占ライブ配信中
▼視聴はこちらhttps://t.co/v10uszSveN#プライムビデオボクシング pic.twitter.com/FYJzlCFCH8