バスケコート「外国人や大人が占領」、少年らSNSで訴え 動画拡散で代々木公園「譲り合って利用を」

「占領の状況は確認できなかった」

   サービスセンターの職員が電話に出ると、少年の1人は、「みんなが使用できる」と看板にあるのに、外国人や大人がバスケットコートを占領していて、「邪魔!」などと言われると訴えた。

   そして、「どうすればいいですか?」と質問すると、職員は、「分かりました。確認いたしますんで」などと答えた。少年がお礼を述べ、「これで平和になるといいな」とのコメントが映し出されるシーンで動画が終わっている。

   この2分ほどの動画は、投稿された4月12日のうちに、子どもたちが「可哀想」などとX上で取り上げられて拡散した。様々な意見が寄せられており、「順番待っとけばいい」といった指摘もあったが、「子どもが好きに遊べないのは問題だ」「子ども優先にしてほしい」と少年らに同情的な書き込みも見られた。

   外国人や大人がバスケットコートを占領していたというのは、どこまで事実なのだろうか。

   代々木公園サービスセンターの担当者は13日、J-CASTニュースの取材に対し、11日土曜日に中学生ぐらいの少年らから職員に電話があったとしたうえで、こう答えた。

「コート近くの職員が見に行ったところ、占領の状況は確認できませんでした。現場では、電話してきた子どもたちには会えていません。1年前にも、『試合をやっているチームがいて、利用できなかった』と似たケースの電話がありましたが、このときも、事後の報告でしたので確認できませんでした」

   ただ、職員がコートの見回りをしており、特定の人たちが長時間使っており、待っている人たちがいるような状況があれば、その都度注意しているとは説明した。

   コートは、日中は時間制限なく利用できるというが、利用が少ない時間帯はあるという。サービスセンターでは、「たくさんの方々が利用していますので、譲り合ってほしい」と話しており、今後対策を取るかについては、状況を踏まえたうえで決めたいとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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