男児の死体遺棄容疑「養父」が殺害自供と報道 まだ死因は分からず...残る未解明点はどうなる

殺害の物証がないと、「否認に転じれば逃げ切りもあり得る」

   安達さんの遺体を遺棄した動機については、捜査本部は現時点で、「捜査に支障があり、お答えできない。今後の取り調べで明らかにしていく」と述べたという。

   死因についても、「不詳」とされており、遺体には、刺し傷などの外傷は確認されず、衣服についても、目立った損傷はなかったと報じられている。

   死体遺棄の疑いでも何らかの物証が必要とみられているが、ヤフーニュースの公式コメンテーターもしている山岸久朗弁護士は4月16日、「私の見立てでは、当日の捜索差し押さえで、家の中か、車の中から、被害者安達結希さんの血痕反応が出たから逮捕に踏み切ったのだと予想する」とXで投稿した。ただ、犯行が杜撰すぎることなど不可解な点はあるとし、「防犯カメラ見たら送ってきたなんてすぐ嘘やってバレるってわかりますやん... 雑木林に隠しもせずに横たわらせるとか まーリュックとか靴とかで撹乱してたし 事故に見せかけたかったのだろうか」と推測した。

   東京都庁、警視庁を担当する東京都監察医務院に勤めた経験があり、遺体管理学に詳しい伊藤茂さんは、同日のX投稿で、「複数箇所に死体を移動をさせての遺棄 コレは実に理に適った行動」と指摘した。その理由として、「一度捜索や捜査をした場所は安全 再捜索や再捜査で同じ場所を探す率は低い」ことを挙げた。ただ、司法解剖で「死因が殺害に関する鑑定書が出るかどうか」が問題だという。口や鼻を手で防ぐなどの方法だと物証はなく、「鑑定書が『死因不詳』で、凶器や薬物を使用しない殺害では『否認に転じれば逃げ切りもあり得る』」ともしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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