東京・町田市で「水道メーター」31個盗難 事案多発で水道局が注意喚起、「不審な行為」は通報呼びかけ

「集合住宅が狙われている傾向にある」

   そのため、局は事件発覚の直後、一般社団法人日本鉄リサイクル工業会、非鉄金属リサイクル全国連合会へ情報提供した。定期検針やメーター交換を行う関係業者には、確認を徹底の上、異常があれば速やかに報告するよう呼びかけている。もし盗難被害にあった時は、水道局お客様センターに電話をすれば、速やかに新しいメーターを取り付ける。

「突然水が出なくなった場合には、当局お客様センターにご連絡いただきたいと思います。それからご協力のお願いですけれども、不審な行為を見かけた場合、不審な人が急に夜中にメーターを取ってるとか、警察に通報してほしいです」

   局の取り組みはほかにも。担当者は「やはり集合住宅が狙われている傾向にある」とみており、以前から集合住宅の管理会社と定期的に連携し、建て替え予定などで取り外しできるメーターがあれば速やかに撤去していると説明した。使用者からしばらく使わないと申し出があれば無料で撤去に応じているともいい、「これまでもしていますが、もう一度広く呼びかけることとして、Xや東京都水道局アプリで呼びかけをさせていただいている」と伝えた。メーター再設置も費用はかからない。

   なお、今回盗難にあった31か所は全て水道の使用実態がなかったとのこと。そのような状況で発覚に至った理由として、一般的な集合住宅では共用廊下に水道メーターがあるため、メーターが外されたことで分断した管からの水漏れに近隣住民らが気づいた可能性を指摘している。

   事業エリアの盗難事件は25年11月に墨田区と江東区でもあった。エリア外では武蔵野市、横浜市、静岡市など、各地で同様の報告が相次いでいる。

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