冬眠明けのクマが各地に出没している。秋田県では2026年4月だけで340件の目撃情報があり、これは25年の4倍。岩手県紫波町では山菜採りの女性が襲われ死亡した。「観光地でもクマへの警戒を強めています」と、26年4月29日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)で伊藤利尋キャスターが取り上げ、各地の対策を紹介した。東照宮や華厳の滝付近でも目撃情報「栃木県の日光市なんですけど、目撃情報を受けて、ホームページやチラシなどを作って注意喚起をしています」と伝える。日光では4月に入って、東照宮や華厳の滝付近で5件の目撃情報があった。隣の鬼怒川温泉では土産物店のスタッフが、クマが来た時の避難ルートを話し合っているという。京都府内では73件の目撃情報があり、これは前年より速いペースで、府のホームページにクマ出没情報マップを掲示、リーフレットも作成して配布した。岐阜・白川郷では「熊ソニック」設置、クマの嫌がる高周波音を出す25年10月に観光客が襲われた岐阜・白川郷では、10基の「熊ソニック」を設置した。200メートルの範囲に、クマの嫌がる高周波の音を出すもので、富山県の南砺市では目撃情報がゼロになるなど効果を上げている。「めざましテレビ」の取材に、酪農学園大学の佐藤喜和教授は「春にここまで出没が多いというのは非常に珍しい」と話している。伊藤キャスターは「クマに出合わないように夕暮れや早朝は避ける、安易に登山道を離れない」など日光市のチラシを紹介しながら、「観光地であっても、このGW、注意が必要です」と呼びかけた。(シニアエディター関口一喜)
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