岩手県大槌町の山林火災について、2026年4月28日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)は、高齢者の避難生活に問題があることを指摘した。27日夜の時点で1558世帯3257人に避難指示が出されているが、赤間二郎防災担当相はこの日の会見で(今回の山火事を)激甚災害に指定する見込みと明らかにしている。やっと震災から立ち直ったところへ番組は、吉里吉里地区の特別養護老人ホームの高齢者約110人が避難しているホテルから、別の場所に再避難せざる得ない状況になっていることを紹介した。この、終わりの見えない避難生活にエッセイストの吉永みち子さんは「地元の人たちも大変な思いで対応にあたっているが、雨乞いをするしか最終的に道はないのかと、最近増えている山火事の大規模化がとても心配になる。発火原因についてはかなり人為的なものが多いと言われているので、みんなが注意をしていくことだと思う。大槌や大船渡もそうだが、東日本大震災で大変な被害にあって、海から少しでも離れて山の方に行ったら今度は山の方から災害が起きる。やっと震災から立ち直って、しかも、大きな地震の後続注意報が出ているさなかに山火事が起きているので、本当にどうしたら生活支援をきちんとできるか、国を挙げて考えてもらいたい」と、政治の力が必要だとの考えを示した。末延吉正さん「日本人がお互い様の精神で」ジャーナリストの末延吉正さんも「こういう時は日本人がお互い様の精神で、助け合いですね。僕らはそういうことが起きていることを忘れないで、できることはないのか考えていなかればならない」と話した。体だけでなく「自分の家がどうなるのか」と、心配が続く心の問題も気になる。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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