「エサがなければ行動域は一気に広がる」
宮城県出身で仙台市の高校に通っていた玉川さんは「ありえない場所ですよ。(クマが徘徊していた)マンションの映像ありましたよね、すぐ隣に東北大学医学部の附属病院がある場所で、全くの中心部。もう一つ驚いたのは青葉山が生息地だったということ。『えっ』と思いましたよ。僕の高校の校歌でも『青葉の山、広瀬の流れ』という歌詞があるぐらいで、別に遠いところにある山じゃない。市街地に隣接している小高い程度のところで、そこが(クマの)生息域ですか」と話す。
山内さんは「そこに定住しているわけではないが、エサを探して生息範囲を広げている。(クマは)生息範囲を常に広げようと考えているので、エサがなければ行動域は一気に広がります」と言う。
「まさかこんなところに」というのが、クマ出没に関してはもはや通用しない。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)