首相官邸の公式Xアカウントが2026年5月1日、「内閣広報室試行アカウント」の運用を開始したことを発表した。「内閣広報官が投稿する公式アカウントです」首相官邸は1日、「本日より、内閣広報室試行アカウント(@PressSec_JP)の運用を試行的に開始しました。よろしくお願いします!」と投稿した。「内閣広報室試行アカウント」のXアカウントは、「首相官邸公式アカウントに加え、内閣広報官が総理の近くから見る総理の姿などを、より柔軟にタイムリーに発信するため、1か月(5/1~6/1)試行的に開設しました」と説明している。同アカウントのbio(プロフィール)欄では、「内閣広報官が投稿する公式アカウントです」と説明。「ご意見は首相官邸HPまでお寄せください」としている。開設されたばかりのアカウントとみられ、「26年5月からXを利用しています」との表示もある。アイコンには首相官邸の遠景、カバー画像には登壇する高市早苗首相をはじめとする大臣らの姿が写った写真が設定されている。「この角度の写真今まで無くて新鮮」現在の内閣広報官は、安倍政権時代に秘書官を務め、最近は首相会見の司会などを務めている佐伯耕三氏。「内閣広報官が投稿する」ということは、佐伯氏が「中の人」だとみられる。14時30分過ぎには、「高市総理は、本日からベトナムとオーストラリアを訪問します」と報告。首相公邸でぶら下がり取材に応じる高市氏の写真を添え、「外国訪問に出発する時には、通常、訪問の趣旨などについてぶらさがり会見が行われます」とした。通常、ぶら下がりの様子を写した写真は、記者を見る首相の顔が正面から見えるアングルのものが多い。しかし、この投稿に添えられた写真には横から見た高市氏の立ち姿が写っている。まるで高市氏の隣に立ち、記者らの様子を見ているようなショットだ。高市氏の内容については、「高市総理は『今回の一連の訪問を通じ、現下の中東情勢を踏まえたアジア域内のエネルギー安定供給や重要鉱物などを含むサプライチェーン強靱化についても協力を確認してまいります。こうした取組は、日本における原油、石油製品などの、重要物資の調達にとっても重要と考えております。』と述べました」と伝えている。続く投稿では、「今からベトナムに向けて出発します」として羽田空港のVIPスポットに駐機する政府専用機のタラップの上から撮影した写真を公開。階段を登る高市氏の姿を見ることができる。内閣広報官ならではの写真に、「このアングルは広報ならでは」「この角度の写真今まで無くて新鮮」などと驚く声が上がっている。ホルムズ海峡への自衛隊派遣めぐる報道を引用政府をめぐる報道にも反応している。アカウントでは、ホルムズ海峡への自衛隊派遣をめぐる官邸内の議論を報じた産経新聞の記事を引用。記事の「一部には、首相が派遣の是非を巡り、安倍晋三政権を秘書官として支え、現在は内閣官房参与を務める今井尚哉氏と『怒鳴りあった』との報道もあった。しかし、実際には訪米前、首相は今井氏と面会する機会を持たなかったという」という部分を紹介し、「そのとおりです」とコメントをつけた。
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