人里に食べ物があると学習した春グマが各地に出没 「異常事態と言ってよい」と専門家

   春グマが各地に出没し、ゴールデンウイークを迎えた観光地も神経質にならざるをえない。2026年5月1日放送の「DayDay.」(日本テレビ系)は春グマ対策を特集したが、クマ対策にも基本があるという。

  • 冬眠明けの春グマの出没が増加傾向(画像はイメージ)
    冬眠明けの春グマの出没が増加傾向(画像はイメージ)
  • ゴールデンウイークの外出時にはクマに警戒を(画像はイメージ)
    ゴールデンウイークの外出時にはクマに警戒を(画像はイメージ)
  • 冬眠明けの春グマの出没が増加傾向(画像はイメージ)
  • ゴールデンウイークの外出時にはクマに警戒を(画像はイメージ)

お腹がすいた状態で食べ物への執着心が強い

   番組ではまず、春グマの危険性について、クマの生態に詳しい石川県立大学特任教授の大井徹さんが近年のクマの生態変化を説明した。

「クマは冬眠明けで動き回っており、お腹がすいた状態なので食べ物への執着心が強い。自分が得た食べ物に人が近づくと『奪われる』と思って攻撃的になりやすい」

   クマの動きにもここ数年変化が生じ、春の出没が増加傾向にあるという。「注意すべき異常事態と考えてもいい。2023年と2025年の秋にどんぐりの大凶作でたくさんのクマが町に出没した。人里に食べ物があると秋に学習している」

対策3原則はクマ鈴、スプレー、生ゴミの放置NG

   ゴールデンウイークに北海道旅行を予定しているというお笑いトリオパンサーの向井慧さんは「東京にいるとニュースでは見るがクマ対策についてはまあ大丈夫だろうという気持ちだ。これ(クマの特集)を見て気を引き締めないと。人の近くにも来るようになると、音にも慣れてくるから、たとえば(クマよけの)鈴はどれくらい効果があるのか、対策の仕方も変わってきているのではないか」と話した。

   MCの武田真一さんが「個体によるので何とも言えないが、出来る対策として、大井さんが提起する『クマ鈴、スプレー、生ゴミの放置はNG』という基本対策をまずは守ることだ」と締めくくった。これは分かり易い。

   (ジャーナリスト 佐藤太郎)

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