2026年5月1日にX上に開設され、投稿を開始した「内閣広報室試行アカウント」が8日、同アカウントの動向について報じたJ-CASTニュースの記事に反応した。現地紙の日豪首脳写真に「指摘」J-CASTニュースでは7日、大型連休中にベトナムとオーストラリアを訪問していた高市早苗首相をめぐる内閣広報室のX投稿について報じた。内閣広報室は訪豪時の様子を伝える投稿で、「今朝、今回の高市総理の訪豪が大きく取り上げられています」とし、現地紙「オーストラリアン」の紙面を公開していた。ネットの注目を集めたのは、大きく口を開け、目を見開いて笑う高市氏と、高市氏をエスコートするアルバニージー首相の写真だ。投稿を見た人からは、この写真をめぐり「もう少しましな写真があったはず」などとする指摘が上がっていた。「同紙の『意図』が写真のみを材料に臆測される状況は先方に失礼」内閣広報室はJ-CASTニュースのポストを引用し、「記事化いただき感謝です」とした上で、「なお、TheAustralian記事投稿について『指摘』を掲載いただきましたが、同紙の『意図』が写真のみを材料に臆測される状況は先方に失礼であるため、了解を得て、記事の全文仮訳を掲載させていただきます」と説明。「高市総理の豪州訪問の成果、日豪関係の重要性が詳細に書かれています」とした。画像2枚を使って掲載された日本語訳には、今回の会談について「エネルギー、レアアース、防衛、サイバーセキュリティといった分野における二国間協力の新時代を築き、複合的な世界的ショックに耐え抜くことを誓った」とある。両首脳は、新たな防衛協力の構想のもと「豪州の地理的特性を活用することで合意」し、アルバニージー首相は「これらの合意は両国民にとって有益だ」と語ったという。後段では、豪日研究センター所長のシロー・アームストロング・オーストラリア国立大学教授による「日本はこれまでも私たちにとって重要な存在だったが、今は更に重要性が増している」との発言を紹介している。 全文公開の理由については、「今回のTheAustralian記事については、高市総理の豪州訪問が豪州の地元紙でも大きく取り上げられていることを日本の皆さんにもお知らせしたいと考え、投稿したものです」と説明し、「全文を読んでいただければ、よりご理解いただけると考えております」とした。ただ、元々の現地紙の写真には「高市早苗首相とアンソニー・アルバニージー首相が月曜日、キャンベラの国会議事堂に到着した」というキャプション(写真説明)がついているだけで、その「意図」は不明なままだ。土曜夜にも反論投稿、「柔軟にタイムリーに発信」方針反映か内閣広報室のXアカウントは、「内閣広報官が総理の近くから見る総理の姿などを、より柔軟にタイムリーに発信する」ことを目的として開設されたとしている。9日夜には、経済産業省の公式Xによる「政府がロシアに経済訪問団を派遣する」との報道を否定する投稿を引用し、「当該報道については、複数のマスコミの皆様からも問い合わせをいただいておりましたので、ご紹介させていただきます」とコメント。週末の夜間帯にも反論するなど、報道には「タイムリー」に対応していく方針とみられる。一方で、7日には「カメラマンさんの声掛けに応じている」高市氏の写真を公開し、「やりとり全文」を公開。「(カメラマン)『総理、おはようございます。』(高市総理)『おはようございます。』」との書き起こし文に、「シュールすぎねえか???」といったツッコミも寄せられている。
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