「遅いですね」辺野古転覆事故から2か月で共産党謝罪に玉木雄一郎氏 「やってはいけない政治利用」に厳しく

故人の思いを勝手に代弁「一番避けなければいけない」

   さらに、「最近某大学教授がですね、『娘さんも基地に反対だったんだ』というようなそういう思いを何か喋られたように聞いている」ともした玉木氏。

   具体的な言及は避けた玉木氏だが、17日に那覇市内で開かれた「抗議船転覆事故乗り越え、辺野古新基地建設阻止を強化しよう」と題された学習会で、元同志社大学大学院教授の浅野健一氏がこの問題に言及。集会内の浅野氏の発言について、産経新聞が「『娘の意思、代弁すべきでないのでは』 元同志社大教授が辺野古事故遺族の投稿を疑問視」の見出しで報じていた。

   玉木氏の発言は浅野氏を念頭に置いた可能性がある。

   この問題をめぐっては、沖縄タイムスが5月1日付紙面に掲載した読者投稿の

「天国から二人の声が聞こえてくる。『誹謗中傷にめげず、抗議行動を続けてほしい』と」

という部分が、犠牲者の声を勝手に代弁したとして批判が相次いだ。これを受けて沖縄タイムスは5月3日、この部分を「投稿者の同意を得て削除します」とする「おわび」を掲載。経緯について

「亡くなった方々の意思を断定する不適切な表現になっており、本紙の編集過程の確認作業が不十分でした」

と説明していた。

   浅野氏は5月18日のフェイスブックの投稿で、この経緯を「学習会」で取り上げたことを紹介。削除された投稿は「まっとうな指摘」で、沖縄タイムスの対応を「一線を越えた『お詫びと削除』」だと主張していた。

   玉木氏は「亡くなった方の思いを勝手に代弁して発信するようなことは、遺族としてたまらない気持ちだと思う」と遺族をおもんぱかった。

   その上で、「ましてやもう意思を発信することができない人の思いを勝手に代弁して言うことこそ、一番避けなければいけない。やってはいけない政治利用だと思う」と語った。

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