「安全な仕事だ、未成年だから守られるという言葉を信じてはいけません」
凶悪な行為の前に思いとどまるすべはないのか。出口さんによると、犯罪や非行の素人化が進み、若くて経験が少ないため「やばかったら手を引ける」と勘違いしている子どもが多く、高額バイトという言葉に心をひかれて犯行に至ってしまうという。トクリュウや闇バイトに一度手を染めたら「二度と手を引けないもの」と伝えることが大切だというのだ。
出口さんのコメントを聞いて藤井さんは「安全な仕事だ、未成年だから守られるという言葉を信じてはいけません。その反対です。人生は壊れ、起こしたことへの責任から逃れることはできません。ただ、人の財産を奪う直前まで、人を殺める直前まで、後戻りする道は残されています」と訴えかけた。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)