ツキノワグマの出没情報管理システム「くまログあおもり」にウソの投稿が相次いだと青森県が発表し、その中には、県立高校生の投稿もあったと明らかにした。
県の自然保護課によると、「クラスに2匹いた」といったウソがあったという。この騒ぎで、書き込まれた高校が生徒を緊急避難させる対応などを迫られた。なぜこんな迷惑行為をしたのだろうか。
書き込まれた高校では、生徒を緊急避難させる対応
「クラスに2匹いた」との投稿は、県などによると、2026年5月18日の月曜日にあった。
ネット上に出回っている画像では、この日の午前8時半ごろに目撃したとして、くまログのマップ上のある県立高校に書き込まれた。同校付近では、他に3件ほどの投稿があった。
報道によると、緊急銃猟でクマが駆除された15日から、くまログには200件超の目撃情報が寄せられ、その多くがウソだったという。「あれは確実にヒグマ。線路の上で乱闘を開始していた」「40頭のクマが隊列を作って行進していた」といった投稿があった。学校に関するものも多く、「小学校の校庭でうろうろしていた」「友達と登校していると思ったらクマでした」などもあった。
こうしたウソ投稿について、県は、投稿ログで複数の人物を特定し、偽計業務妨害などの可能性があるとして、県警に通報したことを明らかにした。また、くまログについて、投稿時に電話番号を入力するなどウソ投稿を防止するための改修を行った。
「クラスに2匹いた」との投稿は、書き込まれた県立高校の生徒なのだろうか。
この点について、同校の教頭は20日、J-CASTニュースの取材に対し、「お答えできません」としたうえで、対応についてこう説明した。
「生徒の安全を確保するために、まず生徒を避難させました。校内を巡回して、クマがいる事実はないと確認し、平常通り授業を行っています。大変な時期ですので、生徒たちには、お互いに正しい情報を共有して、身の安全を守るように指導しました」