「熱中症の危険は?」少年野球のベンチ撤去勧告に疑問も続々 特例などは認めないのか、札幌市に聞いた

札幌市「特例を許すと、法の根拠が崩れてしまう」

   一方で、厳しい対応をした札幌市の姿勢については、理解を示す向きも見られた。

「無許可で建てた側に非がある」「これを許したら、次々と善意でないものまで造られる」「違法建築となれば、撤去するしかない」

   屋根付きベンチなどについて、東区の総務企画課は5月22日、J-CASTニュースの取材にこう説明した。

「この土地は、少年野球のグラウンドに貸し出しており、その目的に合えば建築にOKが出たのではないかと思います。開発許可のほか、建物の構造が建築基準法に適合していれば建築確認の申請にも通った可能性があります」

   とはいえ、事後許可などの特例については認められないと強調した。

「建物については、何も届け出がありませんので、審査は行われません。法的に後から許可を与えるのはありえないことで、申請も受け付けていません。法の建前上、こうしたことを許すと、既成事実を作られることになりかねませんので、法の根拠が崩れてしまいます」

   今後どうなるのかについては、こう話した。

「連盟と話し合ったわけではありませんが、野球場に隣接する公園にトイレはあります。日除けにテントも考えられると思います。連盟を支援する動きについては、まだ聞いていません」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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