夜の街に必ずいる「手癖が悪い子」の実態 なぜ次々と現れる?悪事がバレて退店させられるのがオチだが

   夜の店は驚くくらい盗難が多い。ローカル、都会、どこでもこの問題は必ず発生し、手癖の悪いキャストが必ず現れる始末。キャバクラのみならずホストクラブやコンカフェ、風俗店など全ジャンルに共通するトラブルだ。

   素行が悪い人は片っ端から他人のモノに手を付け、タバコや充電器、ドレスを始めとした仕事道具からハイブランドのアクセサリーや財布と、とにかく限度を知らない。特に電子タバコやスマホの充電器は盗まれやすいアイテムの上位を争い、「借りパク」(借りたままパクること)は日常茶飯事とも言われている。

   夜職を長くやっていると最低でも1回は被害に遭うくらいには、毎日のように盗難が起きている。なぜ、こうして手癖の悪いキャストが続々と現れるのか。

  • 夜の街に必ずいるという「手癖が悪い子」の実態は(写真はイメージ)
    夜の街に必ずいるという「手癖が悪い子」の実態は(写真はイメージ)
  • 筆者のたかなし亜妖さん
    筆者のたかなし亜妖さん
  • 夜の街に必ずいるという「手癖が悪い子」の実態は(写真はイメージ)
  • 筆者のたかなし亜妖さん

「元々やばい子」と「働くうちに闇に飲まれる子」

   キャストの私物や店の備品を勝手に持ち出す手癖の悪い人は、1店舗に必ず1人はいるといっていいかもしれない。たいていは悪事がバレて退店させられるのがオチだが、体入(体験入店の略)という1日ポッキリの「お試し」と盗みをセットで働き、あちこちで店内を荒らす困ったさんも一定数いる。相当悪評が広まらない限り、「体入泥棒」を見抜くのは難しいため、本当にタチが悪い。

   こういう手癖が悪いキャストは元から倫理観に問題があるか、働くうちに闇に飲まれるかの2種類に分けられる。

   夜の世界はよくいえば優しく、悪くいうなら甘いため、経歴も資格も性格も関係ない。数字さえ持っていればある程度のことが許されて、性格が少しブッ飛んだ人に客が興味を示すなど、ある意味、完全なる社会外だ。常識が通用しない世界だからこそ、倫理観がズレた人が集まりやすいのかもしれない。そして、盗人も紛れやすいのかもしれない。

   人のモノに手をつけるタイプは諸々の感覚が変わっているため、一般職に就くのが難しいケースも見られる。実際、昼職をしていたものの会社でも似たような悪事を働いてクビ→歓楽街へ足を踏み入れる話も稀にあるほどだ。

   倫理観がおかしい時点で一般社会から遠ざかり、自由な夜の世界のルールを利用してマズイ方向へと走るのだと推測する。たまにロッカーがないなど防犯対策が甘いところも多く、意識がユルんだ店は最高の餌場と化す。筆者もローカルのキャバクラで働いていた際に財布から3000円を盗られ、後日も似たような金額の窃盗が発覚し、トラブルへ発展した経験がある。

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