チョコザップに「女性専用」16店舗→最大300店舗展開へ 運営会社「非常に好調な利用状況」、その背景は

「女性がより自分らしく、快適に過ごせる空間づくり」

   RIZAPグループの広報部はJ-CASTニュースの取材に対し、女性専用店舗の導入に踏み切った理由について、「安全性の確保」という土台の上に「心理的な快適性」を追求するためだと説明する。

   広報部によれば、AIカメラの24時間監視など、全店舗で高い安全性を確保する「無人運営エコシステム」は既に確立していた。こういった安全性の確保に加え、心理的な快適性を追求することについて、次のように補足した。

「『異性の目が気にならない』という環境は、特にフィットネス初心者の方にとって継続の大きな動機付けとなります。安全性と快適性の両面から、これまで以上に『生活圏内に当たり前にある社会インフラ』としての価値を高める狙いがあります」

   以前から女性の会員から、「運動中の姿を異性に見られるのが少し恥ずかしい」「早朝や深夜など、無人の時間帯に女性一人で利用する際の安心感をさらに高めてほしい」「女性特有の美容サービスを、より気兼ねなく、リラックスして利用したい」などの声が寄せられていたという。

   こうした声を反映し、単に男性が入店できない店舗にするだけではなく、内装のトーンやプライバシーに配慮した設備を配置するなど、「女性がより自分らしく、快適に過ごせる空間づくりを行っています」と説明している。

   女性専用店舗では、通常の店舗とは異なる配色デザインの外観を採用。また、アプリの登録情報が「女性」の会員だけが解錠できる仕様にし、「安心して滞在いただける環境」を整えたという。また、マシンのラインアップは、女性の利用動向に合わせて有酸素運動マシンを多めに配置。ヨガマットやストレッチエリアも広く確保している。

   広報部によれば、若年女性の運動不足という日本社会の課題も導入した背景にある。厚労省による「令和6年国民健康・栄養調査結果」によれば、1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続する「運動習慣」を持つ20代~40代の女性は他の年代と比べて低い割合になっている。

   5月15日時点で、女性専用店舗は計16店舗を展開している。導入以降は「非常に好調な利用状況」が続いているとし、「今後は、今回の検証結果をさらに精査し、導入を進めていく計画です」との方針を示した。

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