JALチーフパーサーに飲酒事案 同僚から検査催促されても無視、会社側は「厳正に対処」

他のCAは乗務員Aを止められず「権威勾配と言われてもしょうがない状況があった」

   乗務員Aらを乗せたバスは6時30分に空港に到着。6時40分に行った(c)の乗務前検査で乗務員Aから0.11ミリグラムが検知され、その後の再検査でも検知が続いたため、会社は7時7分に乗務不可能だと判断した。

   ホテルを出発する時点で、他のCAが乗務員Aを止めることは現実的ではなかったのだろうか。中野氏は他のCAへの聞き取りの結果として、

「乗務のリーダーである先任に対して、やはりそれ以上言うことができなかった。権威勾配と言われてもしょうがない状況があったのだと会社は今、思っている」

と説明した。

   2人への対応について、安全面のトップにあたる安全統括管理者を務める、中川由起夫・常務執行役員は、

「今回、運航規定違反といったところでもあるので、今後厳正に対処していくことを考えている」

としている。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

1 2 3
姉妹サイト