アメリカとイランの和平交渉が依然として進まない。2026年5月30日放送の「サタデーステーション」(テレビ朝日系)は、米トランプ大統領がなぜ結論を出さないのか、その背景にイスラエルの存在を指摘した。ネタニヤフ首相が戦争を止めたくない自身の事情アメリカの背中を強く押すイスラエルは、イランの体制転換を目指して戦争の継続を強く主張している。和平の機運に水を差すように、イスラエルはイランが支援しているとされるガザ地域のハマスの幹部を殺害したり、レバノンのヒズボラ拠点に対して激しい攻撃を繰り返したりしている。ジャーナリストの柳澤秀夫さんは「ネタニヤフ首相にしてみると戦争が終わると都合が悪いことがある。ネタニヤフ首相は有罪が確実視されている自身の汚職事件の被告で、戦争が続いている間は裁判が中断したままだ。もう一つは10月までに総選挙が予定されているが、イスラエルの世論調査ではイランへの軍事攻撃の成果にどの程度満足しているかという質問に『非常に満足・満足している』という回答がいまだに42%ある」と話した。トランプ大統領にはイスラエルのロビー団体からの圧力MCの高島彩さんは「ネタニヤフ首相の思惑はわかるが一方のトランプ大統領の国内支持率は下がっているのになぜ決断できないのか」との疑問を聞く。柳澤さんは「トランプ大統領の岩盤支持層の一つにイスラエルのロビー団体がある。このロビー団体が戦争の継続を強く主張している。トランプ大統領は秋の中間選挙に向けて資金力があるこのイスラエルロビーの意向を無視できない。トランプ大統領を表すのにTACOという言葉がある。『TrumpAlwaysChickensOut(トランプはいつもビビってやめる)』という意味で、今回もまさにTACOを実践しているようにみえる」と話した。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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