6月開始の病院キャンセル料、なぜ「誤解」は広がったのか 元凶は「選定療養」の説明不足...厚労省の釈明は

3月27日付の通知の文言の意図は?

   厚労省保険局医療課の担当者は5月29日の取材に対し、訂正通知を出した理由について「幅広くキャンセル料が取れるという誤解が生じてしまっているので、しっかりと趣旨を明確にするために『選定療養における』と追記をして訂正通知を出した」と説明。

   SNS上では、「誤解」ではなく、厚労省の「ミス」ではないかという指摘もある。こうした指摘については、「我々としては選定療養の予約診察を書いたつもりだったが、確かに一般的な予約診察だと受け止められることもあると思い、そこについて訂正しました」と説明している。

   「厚生労働大臣の定める評価療養、患者申出療養及び選定療養」という告示では、選定療養の定義が16個列挙されており、その2番目に「予約に基づく診察」がある。この文言をそのまま使うことにより、「選定療養における予約に基づく診察」を念頭に置いた記載をしたつもりだったと、担当者は説明した。

   つまり、厚労省としては、「予約に基づく診察」と書いておけば、キャンセル料の対象になるのは、当然「予約料を取っている診察」だと医療機関に伝わる、と考えていたことになる。

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