「こんなの頼んだ覚えない」 80代父親のスマホ料金が跳ね上がった「不要オプション」の正体...知らぬ間に1万円

ふだん動画を見ない父が「動画配信サービス」

   契約内容を確認すると、基本料金のほかに、端末保証をはじめ、複数のサービスが追加されていた。

「父に聞いても、自分から希望した覚えはないと言っていました」

   なかには動画配信サービスもあり、父親はふだん動画を見ないため、「なぜ契約しているのか、本人も分からなかった」と話したそうだ。

   契約直後の請求額は、端末代金の分割を含めて月1万円近くだった。

   後日、田川さんは父親と一緒に店舗を訪れ、契約内容について確認。店舗側からは、「契約時に画面で説明し、同意をいただいている」と案内された。

   もっとも、初月無料オプションや、一定期間後の自動で有料へ切り替わるサービスも含まれていたという。

「説明されたのかもしれませんが、父が理解できていたかというと、疑問しかありませんでした」

   不要なオプションを解約した結果、翌月以降の料金は6000円台まで下がり、月3000円前後安くなった。ただし、すでに発生した一部料金は戻らなかった。

「父自身も、『説明された気がするけど、全部は分からなかった』と言っていました」

   高齢者のスマートフォン利用が広がる一方、契約内容の複雑さに戸惑うケースも少なくない。契約時には、オプションの有無や料金の内訳を家族と一緒に確認し、不要なサービスが含まれていないか慎重に見直すことが大切だ。

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