「愛子さまが天皇に」を議論せずまとめられた「立法府の総意」 「皇位は男系男子」ルール化されたのは近代

女性天皇は〈国民の総意〉に反するのか?

   では、女性が天皇になることは〈国民の総意〉に反するのだろうか。

   実は、各社の調査において、女性天皇を容認・賛成する声は多数を占めている。

   朝日新聞(5月16~17日実施)では「女性も(天皇に)なれるようにした方がよい」が72%、同じく毎日新聞(5月23~24日実施)でも女性天皇に賛成が72%と、高い数字を示している。

   すなわち、これは将来的に愛子さまが天皇になられる道を、多くの国民が肯定的に受け止めていることの表れとも言えるだろう。

   だが、女性天皇の誕生にも皇室典範の改正が必要となる。

   かつて2005年の小泉純一郎政権下で設置された「皇室典範に関する有識者会議」で、女性天皇および女系天皇を認める皇室典範改正の機運が高まったことがある。

   しかし、男系による継承を主張する保守系の議員らの強い反発を受け、さらに翌年の9月に悠仁さまが誕生されたことで、この議論はいつしか立ち消えとなった。

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