日本維新の会の石平(せき・へい)参院議員が2026年6月16日、自身の中国語版Xアカウントを開設したことを報告した。
「中国がSNSで展開している対日認知戦に対抗するため」
中国出身で評論家の石平氏は、07年11月に日本国籍を取得。25年2月に、同年夏の参院選への立候補を表明するも、インターネット上での誹謗中傷を受け一時は断念。その後、改めて出馬を決め、比例区で初当選を果たした。
同年9月8日には、中国外務省から「誤った言論をばらまいた」として中国国内の財産凍結やビザの不発給、入国拒否などの制裁措置を受けていた。
こうした中、26年6月16日の投稿では「先日、中国がSNSで展開している対日認知戦に対抗するために、Xで石平の中国語アカウントを開設して運用を始めた」と報告。
「早速、二万人以上の方々からフォローをいただいていますが、今後、世界中の中国人や中国系に向かって日本の立場や日本の考えを積極的に発信し、中共政権のプロパガンダと戦うのだ」と決意をつづった。
「私たち日本はこの国防戦略を転換し、国防力を強化せざるを得ない」
石平氏は、自身の中国語版アカウントの投稿を引用するかたちで紹介している。
新たに開設されたアカウント名は「日本参议员石平(日本の参院議員・石平)」。17日10時30分時点での、日本語版のアカウントのフォロワー数は64.6万人、対する新たなアカウントのフォロワー数は2.1万人だ。
日本語版のアカウントで引用・拡散した中国語の投稿では、中国で幼い子どもが荷物を手にほふく全身の訓練をしている動画を引用し「中国共産党は毎日、日本を『新たな軍国主義』だと非難しているが、実際には彼らが行っていることこそが、紛れもない軍国主義である」と批判。
「中国共産党による軍事的脅威に直面しているからこそ、私たち日本はこの国防戦略を転換し、国防力を強化せざるを得ないのだ」とし、「私が日本国会で担う重要な任務の一つは、日本政府に対し、これに向け絶えず努力し、日本を再び強くするよう働きかけることである」とつづっていた。
石平氏の投稿には、「安全に気をつけて頑張ってほしい」など、支持の声が寄せられた。
中には、「共産党の勢力は非常に大きい。彼らと戦うには、精神を強く持たなければならない」などとする中国語での応援メッセージもあった。