G7サミット、トランプつなぎ留めで情けないほどのあの手この手 マクロン大統領に思惑あり

   G7が開幕したが、議長国フランスの涙ぐましいほどのアメリカへの気遣いを2026年6月16日放送の「報道1930」(BS-TBS)がとりあげた。番組は様々な「トランプ大統領つなぎ留め」作戦を列挙した。

  • エマニュエル・マクロン大統領とドナルド・トランプ大統領((ホワイトハウス公式サイトより)
    エマニュエル・マクロン大統領とドナルド・トランプ大統領((ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
    ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
  • エマニュエル・マクロン大統領とドナルド・トランプ大統領((ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)

元駐米大使「普通はこういうことはしない」

   当初は14日に開幕予定だったが開幕日を15日にスケジュール変更。理由は14日がトランプ大統領の誕生日で、ホワイトハウスで格闘技イベントが開かれるため。また、トランプ大統領が途中で帰らないための配慮なのか、最終日にベルサイユ宮殿で夕食会を催す。さらに、トランプ政権と関係が悪化していると言われる南アフリカを今回は招待していない。

   MCの松原耕二さんも「いったん(G7の)スケジュールを決めて各国の首脳のスケジュールをおさえたのに、トランプ氏の都合で1日ずらしましょうと言って他の国にお願いするなんていうことがあるのか」とあきれ顔で聞く。

   元駐米大使の杉山晋輔さんは「普通はこういうことはしない。もしこれらが事実だとしてもトランプさんがいないと(G7は)成立しないから、主催国のマクロン大統領が最大限の気を遣っているのは間違いない」と話す。

マクロン氏はトランプ氏に好かれていると思っているが...

   国際政治学者で慶應義塾大学教授の細谷雄一さんは「ホスト役のフランスのマクロン大統領は、今回で首脳の中では最多の9回目。同時に最後の晴れ舞台になる、来年大統領選があるので。マクロン大統領としては、国際舞台で活躍したリーダーのイメージを歴史に残したい。トランプ大統領はかなりマクロン大統領の発言を批判しているが、マクロン大統領はトランプ大統領に好かれていると思っている。だから自分が説得すれば来てくれて有意義な合意が作れるのではないかと、そこに微妙なずれがある。マクロン大統領は自分のリーダーシップでG7の結束をまとめたというイメージを作りたいのだと思う」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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