二転三転する答弁、多忙と睡眠不足をアピール
さらに決定的な要因となっているのが、首相の事務所が誹謗中傷動画の拡散や暗号資産「サナエトークン」に関与した疑惑への対応だ。秘書と動画作成者について当初は「面識がない」と答えていた高市首相だが、新たな接点の証拠が週刊誌などで報じられると説明は二転三転した。
6月22日の衆院予算委員会では、週刊誌報道への対応で「私の総理としての業務時間も残念ながら確保できなくなってきております」と主張。事実関係については秘書の陳述書を後日提出することで済ませる意向を示した。
国会対応のために「本当に金曜日の夜から今朝までの間、ほとんど睡眠もとってません」とも述べ、多忙と睡眠不足をアピール。自民党総裁に選ばれた際に「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と宣言した姿とは程遠い態度だった。