スナック菓子メーカー「カルビー」が2026年7月9日、5月下旬より白黒パッケージでの販売を行っていた一部商品について、「表面のフルカラー印刷の再開」をすると発表した。「直近の原材料の調達見通しを踏まえ、段階的に仕様の見直しを」カルビーをめぐっては5月11日、中東情勢の悪化を受け「ナフサ」を原料とするインクの調達が不安定になったことから、安定供給を最優先するためパッケージを白黒に変更することを報告。25日以降の出荷分からモノクロ版の商品を販売していた。白黒パッケージへの変更発表から約2か月後となる7月9日、カルビーは公式サイトに「一部商品におけるパッケージ仕様変更のお知らせ ~表面のフルカラー印刷の再開~」と題した文書を公開した。「中東情勢の影響による印刷原材料の調達不安定化への対応として実施していた一部商品の2色印刷パッケージについて、当社の直近の原材料の調達見通しを踏まえ、段階的に仕様の見直しを実施することとしましたので、お知らせします」「商品の安定供給を最優先に、調達状況を見極めながら、節約を継続してカラー印刷を再開してまいります」という。カラーパッケージについては「商品に関する必要な情報を適切にお伝えし、お客様に安心して商品をお選びいただくうえで重要な役割を担うと考えております」と説明した。白黒パッケージでの販売を続ける商品も白黒パッケージとなっていたのは主力商品のうち14品だが、当面の間は「『ポテトチップス』や『かっぱえびせん』、『フルグラ』などの計8品」より、パッケージ表面のフルカラー印刷を再開する。「フルグラ」については、全面(表面・裏面)のフルカラー印刷を再開するという。大容量タイプの「ポテトチップス」や「堅あげポテト」などの6商品については、白黒パッケージでの販売を続ける。27日以降の出荷分より、順次生産を切り替えて販売するとした。「当社は今後も、地政学的リスクを含む事業環境の変化に、機動的かつ柔軟に対応しながら、安全・安心でご満足いただける商品をお届けできるよう努めてまいります」としている。SNSでは、「白黒は白黒で良かったと思うな」「結局のところ短期的なマーケティング戦略だったのか?」といった声が上がっている。
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