佐々木朗希はなぜ本塁打に苦しむのか、「意識を変えないとダメ」...元NPB最多勝投手が指摘する課題とは

    プロ野球ダイエーで最多勝のタイトルを獲得した野球解説者の武田一浩氏(61)が、2026年7月8日にユーチューブを更新し、大リーグのロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(24)について、「意識を変えないとダメ」との見解を示した。

  • 佐々木朗希投手(球団インスタグラムより)
    佐々木朗希投手(球団インスタグラムより)
  • 佐々木朗希投手(球団インスタグラムより)

「今季、ホームランが1試合1本以上ある」

    佐々木は9日に本拠地ドジャー・スタジアムで行われたコロラド・ロッキーズ戦に先発し、6回を投げ4安打3失点だった。

    チームは初回に3点を入れ佐々木を援護。ところが、佐々木は2回に2本の本塁打を浴び、3回に1点を失い同点に追いつかれた。3-3の同点で迎えた8回、ムーキー・ベッツ内野手(33)のタイムリーで逆転に成功し、ドジャースが4-3で逃げ切った。

    佐々木に勝ち負けは付かず、成績は3勝5敗のままで防御率は5.33となっている。

    大リーグ1年目の昨季から佐々木の投球を見ている武田氏は「今季、ホームランが1試合1本以上ある」と指摘し、こう続けた。

    「前半リードして、ホームランを打たれて1点差とか同点、逆転とかになっている。ホームランは注意しないといけないが、あれほど球が速いし、シュート回転すると飛ぶ。特にメジャーの選手はホームランになる。日本だったらホームランにならない。それがホームランになるから苦しんでいる。球はそれほど悪くない」

    今季は本塁打を浴びる試合が多く、ここまで16試合で19本塁打を許している。武田氏は、佐々木の課題について、次のように言及した。

「佐々木はカウント負けすることが多い」

    「やっぱりカウントを悪くしてストライクを取りに行くというのは、意識を変えないとダメだと思う。ストライクを投げてストライクを取るのではなく、しっかりと腕を振ってファウルを取るとか。佐々木の場合、ファウルを取れる精度の球は、フォーシームしかない。ファウルを取れる球をもう1個作らないといけない」

    そして、「見ていてカウントで苦しんでいる」と指摘し、「カウント負けすることが多い。そこでファウルが取れる球が1個あると全然変わる。フォークでも1種類だけでなく、浅く握って落差を変えてファウルを取るとか。そういう球をひとつ覚えたら、スイスイ投げられると思う」との見解を示した。

    今季は、先発ローテーションの一角として起用されている。チームはナ・リーグ西地区で首位を独走しており、ワールドシリーズ3連覇へ、佐々木のパフォーマンスにも大きな期待がかかっている。

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