国会会期末を控え「高市1強」の国会運営について2026年7月14日放送の「報道1930」(BS-TBS)に出演した政治ジャーナリストの後藤謙次さんは、国会迷走の一因に自民党国会対策の機能不全を挙げた。後藤さんの出演は2日連続だが、高市政権の国会運営については、開いた口がふさがらないという様子だった。「国会対策の伝統的なものを自民党執行部は引き継いでいない」何が問題なのか。後藤さんは「今回の国会を見て、自民党国対に戦略が全くない。法案の優先順位も決めていない。野党側をどう説得して進めていくか。与野党入り乱れて議論しているので7月17日が会期末なのに7月に入ってから法案を出している。与野党の権力闘争にまみれて、わあっ、と行ってしまう。自民党が長く培ってきた国会対策の伝統的なものを今の自民党執行部は全く引き継いでいない」と切って捨てた。続けて「今回の国会正常化の流れをみると、参議院側から正常化している。これまでにない例だ。これは、国会対策委員長であり総理補佐官でもある日本維新の会の遠藤敬さんが自民党参議院の石井準一幹事長、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長、この2人と話をして参議院を正常化した。それを受けて衆議院が動いた。自民党は衆議院で316という大きな議席を持ちながら、この数だけを頼りに最後は力で押し切れるだろうという、言論の府たる国会を形骸化させてしまった」と話した。森山前幹事長事務所に助言を求める与野党国対関係者森山裕前自民党幹事長がゲスト出演していた。進行役の松原耕二さんは「森山さんが仕切っていたらだいぶ違うものになっていたのでは」と聞く。森山さんは「自民党の国対委員長はよくやっておられると思う。官邸もまだ総理になって何回も国会を経験してこられたわけではないので、勘どころが掴めていないのはやむを得ない」と無難に答えた。その森山さんについて後藤さんはこう打ち明ける。与野党の国会対策関係者が助言をもらいに森山さんの議員事務所に出入りしているのだという。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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