社会学者の古市憲寿さんが2026年7月14日にXを更新。皇室について、「皇統2600年以上」と「126代にわたり男系で皇統が継承」を合わせて語ることに疑問を呈した。
「『日本書紀』と明治政府による皇統整理を使い分けている」
古市さんは14日にXで「日本に信教の自由はあるから、『日本書紀』原理主義者がいても構わない。その立場から皇統2600年以上を信じるのも自由だ」と言及。
一方、「ただ気になることがあるんだよね」と述べ、「126代にわたり男系で皇統が継承されてきた」という言い方について触れた。
古市さんは「現在の『126代』は、神功皇后を外し、弘文天皇(大友皇子)を加え、南北朝では南朝を正統とするという、近代政府が整理した皇統譜に基づいている」と説明。「一方、神武即位紀元前660年という年代は『日本書紀』に依拠している」と、系譜と年数について、それぞれ皇統譜と「日本書紀」で数えていることを指摘した。
この矛盾について、古市さんは、「都合に応じて『日本書紀』と明治政府による皇統整理を使い分けていることになる。『日本書紀』原理主義者なら、大友皇子の追号を簡単に認めていいのか」と問題提起。
この問題について、古市さんは、「きちんと太陽暦で紀元前660年と計算したのは近代だから、あくまでも明治政府の価値観を守りますっていうなら、それはそれでいいけど」としつつ、「宗教でも内的一貫性は大事なので、そのあたりの設定をきちんと整理してから発言して欲しいものです」と提言した。
日本に信教の自由はあるから、『日本書紀』原理主義者がいても構わない。その立場から皇統2600年以上を信じるのも自由だ。
— 古市憲寿 (@poe1985) July 14, 2026
ただ気になることがあるんだよね。
「126代にわたり男系で皇統が継承されてきた」という言い方である。…