NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の公式SNSが2026年7月13日、第27回「本能寺の変」のメイキング映像を公開した。屋外に本能寺のセットを組み、本物の炎が燃え上がる中で撮影が行われた様子が収められている。織田信長を演じる小栗旬さんの鬼気迫る演技と、緊張感に包まれた現場の空気が映し出され、称賛の声が寄せられた。小栗旬の姿は「カットがかかっても信長のまま」大河ドラマ第65作として注目を集めている『豊臣兄弟!』。本作は、天下統一という偉業を成し遂げた豊臣秀吉・秀長兄弟を軸に、弟・秀長(小一郎)の視点から戦国の世を描く物語だ。主演は秀長役を仲野太賀さん、兄・秀吉役を池松壮亮さんが演じ、脚本は『半沢直樹』シリーズなどで知られる八津弘幸氏が手がけている。その第27回で描かれたのが、歴史の大きな転換点となった「本能寺の変」だ。「本能寺の変」は、天下統一目前の信長が、本能寺で最期を迎える事件として知られている。信長が、安土城で徳川家康(松下洸平さん)をもてなす席で、料理に毒が仕込まれていたことが判明する。饗応役の明智光秀(要潤さん)が首謀者をかばっていると見た信長は、怒りをあらわにした。両者の間に生まれた深い溝は、やがて光秀を謀反へと突き動かしていく...。いわば、第27回は信長役の小栗さんにとって「退場回」にあたる一話でもあった。公開されたメイキング映像では、その壮絶なクライマックスがどう作られたのかが明かされている。ロケ地に組まれた大がかりなセット、そして本物の炎。その中で信長を演じる小栗さんの姿は圧巻で、汗と炎に照らされながら、まさに魂で織田信長を生きているように見える。カットがかかっても、役から抜けない鬼気迫るたたずまいは、まさに緊張感の張りつめた現場の空気そのものを象徴していた。信長という人物の凄みが画面ににじみ出ている。この撮影風景は絶賛されており、「これで小栗旬さんの信長ロス」「迫力が凄くて見入ってしまう」といった声に加え、「カットかかっても信長そのもの」「シェークスピア劇のようだった」と、撮影現場の張りつめた空気や演技の凄みに引き込まれたという投稿が目立った。放送を見届けたばかりの視聴者にとって、舞台裏の映像はあの名場面をもう一度味わい直す機会にもなったようだ。作り手と俳優陣の熱量が凝縮された数分間は、本編の余韻をいっそう深いものにしている。
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