GMOインターネットグループは2026年7月17日に公式Xで、14日に熊谷正寿代表が在宅勤務推奨の「完全廃止」をしたと発表したことをめぐり、「育児・介護・病気などご事情がある場合は引き続き在宅勤務を選択可能」と伝えた。Xでは、GMOの発表を受け、在宅勤務の是非をめぐる議論が行われていた。
「パートナーの命を守るべく、日本で一番早く在宅勤務を開始」
熊谷氏は14日にXで、「在宅勤務を完全廃止」とする報告を投稿した。
熊谷氏によると、GMOインターネットグループでは、新型コロナウイルスの国内初の感染者が報告されて間もない20年1月29日から「パートナーの命を守るべく、日本で一番早く在宅勤務を開始致しました」という。コロナ禍の後も、「採用やパートナーのQOLを鑑み、週一日は在宅勤務を認めておりました」と説明した。
続けて、「6年半続けましたが、昨日付で『グループとしての推奨』は完全廃止を致しました」と発表した。
この発表をきっかけに、Xでは在宅勤務と出社勤務の是非をめぐり、議論が繰り広げられた。「是非はともかく生産性は出社の方が高いのは間違いない」「関係性を積み重ね安い」「コミュニケーションコスト的な話だろうなぁ」といった声が寄せられた一方、「持続可能な働き方としてリモート必要」「家の方が集中できる」「サボる人はどこでもサボるし、慣れていた働き方が変わるのはきついと思う」「こうも暑いと家出たら生命の危機じゃない?」といった声も寄せられている。
「データ上時間当りのPCタイピング数は確実に減少」に波紋
熊谷氏は15日、在宅勤務の推奨廃止について、「在宅で生産性が上がる方もいる。否定しない。しかし、データ上時間当りのPCタイピング数は確実に減少。トータルで在宅勤務はマイナス」と言及した。これがさらに議論を呼んだ。
翌16日、熊谷氏は、「『タイピング数』と言う言葉に多数のご意見を頂いているようです」として補足。「計測はコロナ期間」「タイピング数≒PC稼働」と説明した。また、「廃止理由は複数」とも明らかにした。
また、「近未来にキーボードは不要となり、音声入力、脳波入力の時代が来ると考えている」とし、社員に音声入力用のグースネックマイクを配布していることも伝えた。
17日、GMOインターネットグループ公式Xは、熊谷氏の14日の投稿を引用。「在宅勤務について、さまざまなご意見をいただき、ありがとうございます」とし、
「グループとしての推奨は終了しますが、育児・介護・病気などご事情がある場合は引き続き在宅勤務を選択可能です」
とした。「一人ひとりの状況に寄り添いながら、働き方を選択できる環境を用意いたします」とも伝えた。
GMOインターネットグループの在宅勤務について、さまざまなご意見をいただき、ありがとうございます。
— GMOインターネットグループ (@GMOGroup) July 17, 2026
グループとしての推奨は終了しますが、育児・介護・病気などご事情がある場合は引き続き在宅勤務を選択可能です。
一人ひとりの状況に寄り添いながら、働き方を選択できる環境を用意いたします。 https://t.co/3VnH1vHzPX