「国会への出席はイヤ?」「呼ばれれば来て誠実に答弁」 高市首相の出席率は石破前首相の3分の1だと蓮舫氏

「総理、国会への出席はお嫌ですか?」

   2026年7月17日の参院予算委員会の集中審議で、立憲民主党の蓮舫参院議員が、高市早苗首相の国会出席の少なさを追及した。

   蓮舫氏は、高市氏の予算委員会への出席率が歴代首相と比べて大幅に低いと指摘。石破茂前首相と比較しても「3分の1」として、「ここまで審議が遅れ、国会混乱した要因は総理にもある」と批判した。一方、高市氏は「国会から呼ばれれば来て誠実に答弁している」「国会運営は国会でお決めいただくこと」などと反論した。

   その後の質疑では、この日可決・成立した皇室典範改正案や女性天皇の是非などについても議論が交わされた。

   委員会でのやり取りは次の通り。

  • 参院予算委の集中審議で質問する立憲民主党の蓮舫参院議員(参院インターネット中継より)
    参院予算委の集中審議で質問する立憲民主党の蓮舫参院議員(参院インターネット中継より)
  • 答弁する高市早苗首相(参院インターネット中継より)
    答弁する高市早苗首相(参院インターネット中継より)
  • 参院予算委の集中審議で質問する立憲民主党の蓮舫参院議員(参院インターネット中継より)
  • 答弁する高市早苗首相(参院インターネット中継より)

「ここまで審議が遅れた、国会が混乱した」要因はどこに

蓮舫参院議員: まず総理、国会への出席はお嫌ですか?
高市早苗首相: 嫌ではございません。
蓮舫議員: 総理の予算集中審議への出席率が、過去の歴代の総理と比べると、はるかに低水準なんです。石破(茂)元(前)総理と比べても3分の1。これは何でこんなに少ないんでしょうか?
高市首相: 国会の運営は国会でお決めいただくことでございます。私は、全国民の代表であられる国会議員が集う、そして国権の最高機関である国会における審議の重要性というのは十分に分かっております。

その上で、国会からお呼びいただいたら、こうして来てですね、答弁書にもしっかり自分でペンを入れながら、誠実に答弁をさせていただいております。国会の運営自体は国会でお決めいただきます。また審議の日程もそうだと考えておりますので、呼ばれたらお伺いしているということでございます。その出席の回数に関しては、私から申し述べることはございません。
蓮舫議員: 毎回こういう質問に「呼ばれたら行きます」と答えられているんですけれども、実際に野党は自民党に相当強く、自民党も官邸に対して出席要求は繰り返してきているんです。でも、全く実現せずに党首討論はようやく昨日行われて、予算委員会は今日まで遅れた。衆議院の予算委員会はまだ決まってもいません。そして今日、会期末です。
政府提出法案は2本、議法(議員立法)は3本、いまだに審議未了です。ここまで審議が遅れた、国会が混乱した要因は、総理にもあるというご認識はおありですか?
高市首相: 審議が遅れているという......これも、国会の運営に関わることでございますので、私自身は国会に呼ばれたら来て誠実に答弁をすると、これに尽きます。

「維新の求める議員立法は会期延長してでも通そうとする」

蓮舫議員: 審議の遅れが国会の運営(のせい)......それは参議院自民党にも失礼だと思いますよ?相当私たちは丁寧な議論をして総理にお越しいただきたい、法案審議しましょうと言って、ここまで遅れたのは、私はやっぱり総理が国会にあまり来られたくないことに起因していると思っているんです。
特に副首都法案ですか?参議院では多くの野党が反対の姿勢を示しています。その議員立法のために会期延長するんですか?
高市首相: 会期につきましても、国会でお決めいただくことでございますので、内閣総理大臣の立場で、これは答弁することはできません。会期の延長をする、しない、こういったことも国会のご判断だと思います。
蓮舫議員: 自分は国会にあまり出たくない、でも議員立法は、特に維新の求める議員立法は会期延長してでも通そうとする、それはあまりにもご都合主義じゃないですか?
高市首相: 「議員立法は」と今おっしゃいましたけれども、まだ政府提出法案、閣法も残っていると承知をいたしております。何としても会期中に政府提出法案をお認めいただきたい、その一心でございました。国会の運営のことですからこれ以上申し上げることはございませんが、しかしながら、私はお呼びいただいたら来て誠実に答弁をさせていただいていますし、出たくないとか出ないとか申し上げたことはございません。
蓮舫議員: 相当認識が違うんですけれども、とにかく国会がここまで混乱しているのは総理の姿勢(によるもの)だというのは、私たちの考えです。
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