望月記者、直接の説明とおわびができていないと認める
望月記者は11月2日、J-CASTニュースの取材に対し、川中さんのメールが版元に届いたのが10月17日のことで、編集者がその内容を把握したのが19日だと聞いていると説明した。望月記者もその直後に連絡を受け、修正を依頼したと述べる。
編集者を通じて直接おわびしたい旨は伝えているが、川中さん本人への直接の連絡や対面での謝罪はできていない。その後、川中さんの代理人弁護士から連絡を受け、現在は望月記者も弁護士に相談しながら対応しているという。
川中さん本人に連絡しなかったのは、川中さんが編集部に連絡したため、「編集部を経由してのやり取りを望まれている」と判断したからだとする。
また、訂正の内容を確かめる対談の記録も版元にあり、訂正は編集者を通じて進める必要もあったという。そのため、編集部を通じて訂正の対応を進めていたとするものの、つぎのように謝罪した。
「ただ、それは私の判断であり、ご本人への説明とお詫びについても、私から速やかに働きかけるべきでした。直接、説明とお詫びをお伝えする対応が遅れたことを反省しています」
誤りが生じた原因や経緯については確認を進めている最中だというが、つぎのように説明した。
「現時点では、対談で話した内容が、原稿にまとめる段階で異なる表現になった箇所と、私自身の記憶違いによる箇所があったと認識しています。いずれについても、著者である私が公表前に十分に確認し、誤りを正すべきでした。確認が不十分だった責任を重く受け止めています」
今後は、川中さんの代理人弁護士を通じて説明とおわびをする方針だ。直接のおわびについては川中さん本人の意向を尊重するとしている。確認できた経緯は、川中さんへの説明を踏まえたうえで公表する予定だという。
望月記者は川中さんに対し「深くお詫び申し上げます」とし、つぎのように述べた。
「書籍の最終章『この国の希望』で川中さんを取り上げたのは、川中さんのような若い世代が、これからの日本の政治や社会、メディアのありようを変えていくとの思いからでした。それにもかかわらず、結果として川中さんを大変傷つけてしまいました」