制作過程で川中さん本人への事実確認をせず
朝日新聞出版は11月1日、電子版も含め出荷・販売を中止し、書店の在庫を回収すると公式サイトで発表した。「川中様を傷つけたことを重く受け止めております」と謝罪し、原因を調査するとともに全体の内容を再点検するとした。
訂正の申し入れから回収を決めるまでに時間がかかったことについても、川中さんと家族に謝罪している。誤りの経緯については「編集作業の過程における点検が不十分で、誤った記載に気づくことができませんでした」という説明にとどめていた。
朝日新聞出版は2日、J-CASTニュースの取材に対し、同書は対談をもとにライターが原稿をまとめたものだと説明。「著者、ライター、編集者、校閲が内容を確認しましたが、元の発言や資料との照合が十分ではなく、誤りを発見できませんでした」としている。
制作過程では、川中さん本人への事実確認は行わなかったと認め、「確認が不十分だったことを反省しております」とした。
一方、川中さんへの経緯の説明や、望月記者に指摘を伝えた時期などについては「回答を差し控えさせていただきます」と回答した。