SONY「Just ear」購入体験レポート(前編)
世界にひとつだけ!
自分のためだけの音質を持つイヤホンを作る

音質調整担当はSONYの腕利きエンジニア3名から選任できる

   Just earの音質コンサルタントを手掛ける音響エンジニアは3人いる。いずれも、ソニーのイヤホンやヘッドホンの開発に携わってきた音響設計のプロフェッショナルだ。

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   まず1人目はJust earブランドを立ち上げたソニーエンジニアリングのヘッドホン設計者、松尾伴大さん。2005年にソニーに入社し、これまで数々のイヤホン・ヘッドホンの音響設計に携わってきた。また、研究開発のために耳型を採取する同社の「耳型職人」の5代目でもある。そういった中で、"究極のパーソナルオーディオ"としてJust earのプロジェクトを2015年に事業化。音質コンサルタントも当初はすべて一人で担当してきたが、Just ear事業の拡大もあり2019年4月29日から3人の体制となった。

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   2人目は関 英木さん。1990年にソニーに入社し、ヘッドホンの開発設計を経て、現在は小型スピーカーの音響設計リーダーを主担当としている。そして、松尾さんと同じく「耳型職人」の3代目でもある。関さんは1999年に密閉型インナーイヤーヘッドホン「MDR-EX70」を開発。現在主流になっているカナル型イヤホンの生みの親ともいえる存在だ。

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   3人目は井出賢二さん。2008年のソニー入社以来、数十機種のヘッドホンの音響設計に携わってきたエンジニアだ。当初からオーディオ技術に造詣が深く、現在はヘッドホンの音響設計リーダーを担当している。

   3人共に長年高い評価を集め続けるソニーのイヤホン・ヘッドホン技術を支えてきたエンジニアだ。そして、松尾さんはジャズやソウルや邦楽ポップス、関さんは80年代の洋楽ポップスやJ-POP、井出さんはジャズやロックや電子音楽など、それぞれ好みの中心は違うが、みな幅広く音楽を愛好するリスナーでもある。

   通常の購入の際には来店予約の時点で、3人のプロフィールを確認して、どの音質コンサルタントにカウンセリングをお願いするかを選ぶことができる。僕は普段愛用しているノイズキャンセリングヘッドホンの「WH-1000XM2」の音響設計を担当していたという縁もあり、井出賢二さんにお願いすることにした。

柴の私物のヘッドホンWH-1000XM2(手前)とMDR-CD900ST(奥)
柴の私物のヘッドホンWH-1000XM2(手前)とMDR-CD900ST(奥)
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