2024年 4月 24日 (水)

<できコツ10>不景気だけど「ブランド品」を身に着けよう!

「このバッグに相応しい男になろう」と成長できる

   私は、ブランド品を実際に持つことで、いろいろなメリットがあると感じました。大きく分けると「持つと気分が良い」「できるヤツに見られる」「モノを見る目が養われる」という3つです。

   まず「持つと気分が良い」とは、優越感に浸れるということです。ただし、凡人は謙虚が大切なので、見せびらかすのはNGです。自分の中で「オレは定価20万円のバッグを持っている!」とテンションを上げる分には問題ありません。

   私は朝の満員電車が大嫌いで、毎朝不愉快な思いをしていました。そういうときは自分のバッグを眺めて「いいバッグだなあ。同年代で持っている人いないよなあ」と密かな優越感に浸っていました。これで辛い通勤を乗り切ることができるわけです。

   次に「できるヤツに見られる」とは、ブランド品の後光効果が利用できるということです。日本人はブランドに弱く、高級ブランド品を持っているだけで「いいモノ持ってるな。スゴイ人だ」と思う傾向があります。ある程度収入があり、しっかり働いている人とも見られ、信用を与えるようです。

   といっても、持ちモノばかり良くて持ち主がイマイチでは、かえって見かけ倒しの印象を相手に与えます。私は「このバッグに相応しい男になろう」と思って仕事に取り組んできました。バッグのおかげで、ずいぶん成長することができたのではないかと思います。凡人が高級ブランド品を持つ最大の意義は、ここにあると私は思います。

野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中