2024年 4月 26日 (金)

「好きな人とデートする権利」でモチベーションアップ!

コールセンターには「お菓子のつかみ取り」を

   インセンティブは、日々のルーティーンでも取り入れることができる。たとえば「お菓子のつかみ取り」というインセンティブだ。電話によるアポイント取りの受け皿となるコールセンターは、100本電話して2~3件アポが取れれば上出来の仕事だ。電話をかけるたびに不機嫌に邪険に対応されるのが仕事のようなもので、これが楽しいはずがない。

   そこで、大きな箱をきれいにラッピングし、お菓子でいっぱいにして置いておくわけだ。そしてアポが一本取れるたび、このお菓子箱から一つかみだけお菓子をすくうことができるようにしておく。

   子どもだましみたいな仕掛けと思われるかもしれないが、こういうインセンティブは意外と効く。ユニークであることはもちろんだが、そもそも、不愉快な単純作業には、甘いものがよく効くのだ。ただし、くれぐれも虫歯には注意。

大塚 寿

>>熱い職場委員会・記事一覧

採点:ユニークな「インセンティブ」を教えてください!
大塚寿(おおつか・ひさし)
1962年群馬県生まれ。中央大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。ヤマメの養殖で留学資金をつくり、1991年5月より渡米、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)にてMBA(国際経営学修士号)を取得。現在、マーケティング・コンサルティングやオーダーメイド企業研修を行うエマメイコーポレーション代表取締役。『職場活性化の「すごい!」手法』(PHPビジネス新書)など、著書多数。
職場活性化の「すごい!」手法 (PHPビジネス新書)
職場活性化の「すごい!」手法 (PHPビジネス新書)大塚 寿

PHP研究所 2009-01-17
売り上げランキング : 540

おすすめ平均 star
star自分自身が元気になった
star人事部・総務部・経営企画室必携!
star活用次第

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中