2019年 9月 19日 (木)

独立後「お金が足りない!」とならないために

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   独立開業するには、どのくらいの資金を用意すればいいだろうか。一般的には、最低半年、できれば1年間無収入でも生活していけるお金があるといいと言われている。今回は、開業後の運転資金のポイントについてお話したい。

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独立前に「資金」と「取引先」を確保しておこう

   独立当初は、見込み通りに売上があがらないことが多く、仕事が軌道にのって収入が安定するまで、ある程度の時間がかかる。また、納品しても、会社の給与のようにその月末に入金されるわけではない。業界や業種にもよるが、短くて1ヶ月、長い場合は3ヶ月、さらに半年先の支払いということもある。

   独立資金には、開始までに必要な「開業資金」と、開業後に必要になる「運転資金」とがある。半年から1年分の生活費というのは、後者の運転資金のことだ。だが、独立前に、この運転資金を計算に入れていない人がけっこう多い。一大決心をして独立したにも関わらず、1年未満でリタイヤに追い込まれてしまう個人事業主が4割もいる(第4回コラム)のは、この資金の読みが甘いためだ。

   結局のところ、独立後にどこまで頑張れるかの限界は、手持ち資金の大小で決まってしまう。開業後に「お金が足りない!」ということにならないように、開業資金と運転資金はしっかり見積もっておきたい。

   もう1つ、読みの甘さが出るのが、新規の取引先を確保するために要する「時間経費」だ。稼動しても売上につながらなければ、収入はゼロ。その間の生活費は全て自己資金から補填しなければならない。

   実際、取引先のアテがないまま独立することは、かなり無謀なことといえる。その分、運転資金が多く必要になってくるため、第6回でお話したように、取引先は独立前にできるだけ確保しておくことが賢明だ。

塚田祐子(つかだ・ゆうこ)
Creative Work Station代表。サラリーマンに向かず、26歳で「OLやめます!宣言」をする。その後、教育業界を経て、31歳で独立。20年を超える自営経験を通して学び取ったノウハウを体系化し、現在、All About[フリーランス]のガイドとして、フリーや個人で独立・起業を目指す人たちへ、熱い応援エールをおくっている。著書に「会社を辞めてフリーで・個人でまずは1年目をクリアする〈独立成功〉完全マニュアル」「フリーランスのための超簡単!初めての青色申告」がある。
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「会社を辞めてフリーで・個人でまずは1年目をクリアする <独立成功>完全マニュアル」塚田 祐子

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