2019年 2月 23日 (土)

「シュガー社員なんて見たことない」というあなたへ

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「欧米では典型的な存在」

「私は海外(欧州)で働く人間です。いわゆるシュガー社員は『仕事・義務は果たさないけど権利は主張する』という、欧米の典型的な貧乏根性丸出しの社員だと思います。彼らはまともに働きもせず、当然企業としての生産能力・効率は下降します。なにかあれば理由をつけて仕事を休んだり、仲の良い医者に頼んで診断書を発行してもらったり。弱者を守る規制は必要ですが、もう少し性悪説にも基づいて考えていただきたいです。」(欧州日本企業社員さん)

   興味深い指摘です。アメリカでも中国でも、労働者は基本的に怠惰で、あわよくば経営者の目を盗んでサボることばかりを考え、そのくせ給料アップや待遇の改善は図々しく主張している、という説を聞いたことがあります。

   「言われたことをやるだけでは一人前ではない」というのが常識の日本の労働者は、世界的に見れば標準的ではないのですね。そう考えると、シュガー社員はグローバル化の産物なのかもしれませんが、私はそんなグローバル化は認めたくありません。

田北百樹子(たきた・ゆきこ)
札幌市出身。田北社会保険労務士事務所所長。保険関係の手続や就業規則作成にとどまらず、人事考課制度導入や社員教育など、企業の人事労務を幅広くサポートしている。「シュガー社員」の名付け親で、09年3月にはシリーズ第3弾となる『ブラック企業とシュガー社員』(ブックマン社)を刊行。
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