「制服がアロハ」の旅行代理店で働くことになった理由
2009.10.06 14:42
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アロハに癒されたい
履歴書を送ったらほどなく電話がきて、面接に行くことになりました。ドアを開けてまず目に入ってきたのは、まばゆいばかりの原色のシャツに身を包んだ従業員たち。そう、南の島専門だけあって、会社の制服がアロハシャツだったのです。そのウキウキっぷりに惹かれ、ここで働きたい、癒されたい、と思ったことを覚えています。
「なんで2カ月半で辞めちゃったの?」
その後の転職人生で定番となる質問を初めて受けたのはこのときです。芸能プロダクションの面接で自分を偽って失敗した経験から、すべてを正直に話すことにしました。
「それは貴重な経験をしましたね」――自分も映画が好きだという社長の優しい一言に、こんな私にもできることがあるかもしれないという希望がわいてきました。そして、翌日からバイトとして働くことになったのです。