2019年 11月 20日 (水)

固定席なくす「フリーアドレス」 本当に働きやすいのか

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   オフィスに固定席を設けない「フリーアドレス」の導入を進める会社が増えているらしい。従業員間のコミュニケーションを促したり、コスト削減につなげたりするのが目的だが、落ち着いて仕事ができそうにないと疑問を抱く人もいるようだ。

先進的な取組みに賛否両論

「自由」は働きやすさにつながるか
「自由」は働きやすさにつながるか

   会社のオフィスといえば自分専用の机と椅子があるのが当然、というのは一昔前の話。いま注目のフリーアドレスのオフィスでは固定席がなく、ロッカーからパソコンなどを持ち出して共用スペースの空いている席で仕事をする。

   このようなオフィススタイルはIT技術の発達を背景に、ユニクロやIBM、コクヨなど大手企業を中心に導入が進行中。2010年8月2日に六本木ヒルズに移転したグーグル日本法人でも採用されている。

   ねらいは、従業員間のコミュニケーションを活性化させ、仕事の生産性を上げようというもの。ペーパーレス化によって執務スペースが縮小できたり、コスト削減が進んだりする効果もあるようだ。

   10年9月1日朝に放送された日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」の紹介によると、カゴメでは、執務スペースの縮小によって打ち合わせ用スペースを5倍に拡張。コンサルティング会社シグマクシスでは、全従業員280人でプリンター1台を共有しているという。

   このような先進的な取組みに、ネット上には羨望の声が上がっている。

「フリーアドレスいいなあ!面白い」
「自由なオフィス環境だと、発想も自由になるよね」
「いまの職場は暗くて堅苦しい。グーグルうらやましすぎる」

   一方で、フリーアドレスの効果に疑問を持つ人たちも。

「なんの意味があるのか分からない。固定席で何が悪いのか」
「私は嫌。落ち着かない!できればパーティションで囲んでほしい」

   確かに固定席がなくなることで、さまざまな戸惑いが生まれそうだ。顔と名前を一致させにくくなり、かえってコミュニケーションが取りにくくなる人もいるだろう。実質的な「指定席」が生じて形骸化するのではという懸念もある。

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