2019年 11月 13日 (水)

大胆予測! ベンチャー企業が再び躍進する年になる

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   2012年の日本経済は震災の影響を引きずる上に、ユーロ危機などの金融不安などの影響で、相当に厳しい状況になると言われています。確かに輸出によるところの多いメーカーなどでは、円高や電力事情、新興国の成長もあいまって国内製造の抜本的な見直しを行う企業が増えると考えられます。

   一方、好決算が予想されている業種もあります。円高の恩恵を受けた小売業や飲食業、輸入商社の一部では業績回復の傾向が現れており、景気は「まだら模様」と言えるのかもしれません。それ以外に注目なのは、ベンチャー企業です。今年、来年はベンチャー飛躍の年になる、と大胆に予測してみましょう。

「将来に行き詰まりを抱く大企業」の動きがカギ

どの業界で大再編が起こるのか
どの業界で大再編が起こるのか

   ベンチャー企業といえば、楽天やサイバーエージェント、ミクシィなどのネットベンチャーの株式公開もはるか昔…と思われるほど、注目されることが少ない地味な存在になっています。

   その後、DeNAやグリーの東証一部上場の例もありますが、新興市場の株価は上がらず、新規公開数も激減しています。就活学生や転職希望者の間でも、相変わらず大手人気が圧倒的です。

   しかし私は、ベンチャー企業が再び注目される状況になりつつあると考えています。その理由は、自社の将来に対して行き詰まり感を持っている大企業が多いからです。

   自社の力だけでは行き詰まるを得ないなら、外の力を借りるのが当然。大企業は余力の残っている今のうちに「小粒でも将来性を感じられる事業」を立ち上げておきたいと考えているわけです。

   大企業には販路はあるし、資金も潤沢。しかし、それだけであらゆることがうまくいくわけではない。新しい事業を立ち上げるアイデアと実行力、推進力のある人材は明らかに不足しています。既存事業の成功もかえって足かせになります。

   そこで危機感を抱く大企業は、将来性のある事業を抱えるベンチャーに目をつけ、果敢に投資をしたりアライアンスを組んだりして、そのパワーを自社に取り込もうとしています。この傾向は、今後いっそう進むのではないかと思います。

   アイデアや技術などはあるが、資金や販路に欠けるベンチャーにとって、これは願ってもないこと。アライアンスはお互いにとって補完関係になる可能性が高いでしょう。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。「高城幸司の社長ブログ」
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