2020年 7月 4日 (土)

飲み会の翌朝は、課長が必ず遅刻してきます

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臨床心理士・尾崎健一の視点
「静かなアルコール依存症」でないかと心配

   突然の午前半休は問題ではありますが、就業規則改定があり、IT技術などを活用することで、課長の言い分に沿った形で「管理職がいつ来て、いつ帰ってもよい」職場を作ることは不可能ではないと思います。そのような先進的なマネジメントを追求する会社が、いずれ出てくるでしょう。ただし、指示・報告の管理ができるインフラを作るなど遠隔地で仕事を行う仕組みなしには、ただの「勝手な課長」になってしまいます。

   心配なのは、課長が「静かなアルコール依存症」ではないかということです。本人に自覚がなく、暴力など目立った問題がないため周りもそれと気づかないが、自分で飲酒をコントロールできない依存症が隠れて存在します。「やめようと思ってもどうしても飲んでしまう」とか「二日酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりしたことがときどきある」などが継続的にあれば、正式な診断を受けた方がいいと思います。病気であれば治療が必要ですし、会社として禁酒を勧告できます。


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(本コラムについて)
臨床心理士の尾崎健一と、社会保険労務士の野崎大輔が、企業の人事部門の方々からよく受ける相談内容について、専門的見地を踏まえて回答を検討します。なお、毎回の相談事例は、特定の相談そのままの内容ではありませんので、ご了承ください。

尾崎 健一(おざき・けんいち)
臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て2007年に独立。株式会社ライフワーク・ストレスアカデミーを設立し、メンタルヘルスの仕組みづくりや人事労務問題のコンサルティングを行っている。単著に『職場でうつの人と上手に接するヒント』(TAC出版)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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