2020年 12月 5日 (土)

就活に悩む大学生 まずは「自己分析」から着手すべき?

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   秋の気配が深まる今日このごろ。大学3年生には、そろそろ就活の足音が忍び寄ってくるころだ。「まだなにも準備していない」「そもそも何から着手していいかわからない」という人は、「自己分析」から始めてみてはどうだろうか。

   楽天リサーチ「就職活動に関する調査」で、2013年卒大学生に「就活成功のために必要だと思うことは何か」を尋ねたところ、一番多かった回答は「自己分析を徹底的にすること」(56.3%)だったという。

   就活開始時期が12月に繰り下げられた影響についても、「自己分析をする期間が短い」(48.9%)という回答がトップだ。就活をして初めて「自己分析が足りなかった…」と思う大学生は多い。

自分の強みを捉えなおして応募の間口を広げたら

就職活動、まずは自己分析からはじめよう
就職活動、まずは自己分析からはじめよう

   とはいえ、自分と向き合うのは意外と大変だ。特に社会経験の乏しい大学生にとって、自分が働く上で「何に向いているのか」「どんな仕事をしたいのか」を予見するのは難しい。

   それでも自己分析を通して「得意なこと」や「強み」を認識できると、自信がつき、生かせる業種・職業を幅広く知ることができる。

   2年前に就職を果たしたある男子学生は映像関連の専攻を生かし、広告業界に絞って就活をしていた。しかし競争が激しい業界ゆえに、内定を獲得することができなかった。

   就職浪人をして翌年に再挑戦することも考えたが、それで条件が有利になるとも思えず、まずは働き始めることを優先すると決めた。そこでもう一度やり直した自己分析で、自分の強みは「協調性」ということに気づいたという。

   これまでのバイト経験を振り返ったところ、同僚や取引先、顧客との人間関係を作るのが苦でなかった。そのスキルを評価されるサービス業を中心に応募の間口を広げた結果、美容業界に就職を決めたそうだ。

「自己分析で経験やスキルを棚卸しすることにより、自分の強みや適性に気づく。そうすると、求人要件にマッチした自己PRをエピソードを交えて話せるようになり、面接が通過しやすくなるのです」

   リクルートホールディングスが提供する無料の就職支援セミナー「ホンキの就職 」を担当するCSR推進部・守冨裕氏はそう話す。同セミナーでは客観的な自己分析ツールを用い、その結果をグループワークや自己内省で繰り返し共有する。そこでインプットとアウトプットを繰り返すことで、自己の適性や強みを理解していく。

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