2024年 4月 26日 (金)

海外で痛感する「SIMフリー携帯」の威力 東京五輪を前に日本にも「もっと便利」を

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テレフォンカードのような感覚で買える

   このようなプリペイド式の携帯電話は、旅行客にとってはとても便利です。私などは、あちこちの国を行き来しているので、全ての国で携帯電話の基本料金を払っていたらものすごい出費になってしまいます。それが、どの国でも500-1000円くらいのテレフォンカードを買うような感覚でSIMカードを買えてしまうというのは非常にありがたいことなのです。日本ではまだプリペイドSIMは発達してないのですが、これから東京オリンピックもあり外国人観光客が増えていくことになるのですから、是非手軽に買えるプリペイドSIMをもっと積極的に販売してもらえたらなと思います。

   ちなみに、このように海外でカードを入れ替えることで簡単に使うためには、端末がSIMフリーである必要があります。日本で買った携帯のほとんどが、「ソフトバンクで買ったらソフトバンクのSIMカードだけしか使えない」といったように細工がされています(これをSIMロックといいます)。私は、バンコクで購入したSIMフリーのiPhoneを使っていたのですが、最近、日本でもAppleがSIMフリーのiPhoneを販売し始めました。

   SIMロックの携帯は、あとから通話料とあわせて端末代を回収するというビジネスモデルになっているので「実質初期費用0円」みたいな形で販売されています。それに対して、SIMフリーの端末は正規の値段ですのでiPhoneであれば7万円以上します。

   日本国内だけで使うのであればSIMロックのものでも充分だと思いますが、海外に行くことが多い人は、SIMフリーの端末を購入することも検討してみてはいかがでしょうか?(森山たつを)

日本の「SIMロック」の現状、不満ですか?
不満。もっと「フリー」に
不満はない。現状でよい
犯罪抑止の観点から「フリー」は一切認めるべきではない
どうでもいい
その他
森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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