2024年 4月 16日 (火)

すぐに役立つ英語コミュニケーション術 発音は「ケンコバ」並みの低音で!?

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聞きながらつぶやくシャドーイングが効果的

   「相手の話が聞き取れなければ、そもそも会話にならない!」という意見はごもっとも。そのために「聞き取る」ためのリスニング力を鍛えましょう。私は日本にいるときから「シャドーイング」でトレーニングしてきました。英語を聴きながら、ほぼ同時に、同じように自分の口を動かすというトレーニングで、検索すれば関連書籍が色々見つけられるはずです。

   最初は実際に聴いている音をコンマ数秒遅れで復唱しながら、慣れてくれば音を出さずに口だけを動かしながら、最終的には口を動かさずとも頭の中で聞いている話を復唱できるようになります。私は日本で通勤中に小声を出しながらやっていましたが、不審者に思われるので注意が必要です(笑)。

   今でも、特に授業や講演などで、シャドーイングは役に立っています。前日、予習で夜ふかししたために授業で集中力が続かない、講演で長い話を聞いて注意力がそがれてきた、そんなときに一字一句逃さぬように頭の中でシャドーイングをしてみると集中力が戻ってきます。

   最後は、「話す」ための低音力です。2013年夏、日本のあるセミナーで英語でスピーチする機会がありました。セミナー後、出席していた友人が開口一番、「英語は当然上手くなっているけど、話すときの声色が低くて驚いた!」と言っていました。

   アメリカに戻って中国人学生とABC(American Born Chinese、アメリカ生まれの英語ペラペラの中国人)の英語を注意深く聞いてみると、声色が全然違う!そういえば、アメリカのニュースキャスターもお腹から声を出しているような低くて深い声でニュースを読んでいますよね。日本人は英語の発音が平たんだと言われますが、通常のトーンを低くして強調したい部分を高く、強く発音するという工夫をすることで、メリハリがつくのではないでしょうか。さらには落ち着いて聞こえる、自信があるように見えるという利点もあります。イメージとしては、男性であればケンドーコバヤシさん、女性だったら江角マキコさんや戸田恵梨香さんが近いかも知れません。

   ケンコバさんの英語は聞いたことがないですが(笑)、すぐに役立つ英語コミュニケーション術、ぜひお試しください!(室健)

室 健(むろ・たけし)
1978年生まれ。東京大学工学部建築学科卒、同大学院修了。2003年博報堂入社。プランナーとして自動車、電機、ヘルスケア業界のPR、マーケティング、ブランディングの戦略立案を行う。現在は「日本企業のグローバル・マーケティングの変革」「日本のクリエイティビティの世界展開」をテーマに米ミシガン大学MBAプログラムに社費留学中(2014年5月卒業予定)。主な実績としてカンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルPR部門シルバー、日本広告業協会懸賞論文入選など。
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