2020年 10月 29日 (木)

ブラック企業しか行き所のない、自分の努力不足を恨むべし

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経験と実績を積むべく努力を

   大企業に落ちて「自分の価値なんてないのかも…」と心が弱くなっている就活生に、このアクションは心地よい。ロクに考えずにブラック企業に入ってしまう瞬間である。もちろん、これは新卒採用のみならず、中途採用でも言えることだ。彼らは「経験不問!」「学歴不問!」「全部不問!」「やる気があれば!」「夢!」「希望!」「自己実現!」などといっているはずだから、分かる人には分かるはずだ。

   本記事をお読みの皆さんには、そんな手口にハマらないようにして頂きたい。「ブラック企業」をディスるヒマがあるなら、ブラック企業にしか受からない自分を反省し、先述の面接を乗り越えられるだけの経験と実績を積むべく努力していこうではないか。

   最後に確認だが、この場合のブラック企業とは「故意に違法状態を放置している企業」のことであり、たまに情弱たちがわめく「単にハードワークの企業」「単にプレッシャーがキツい企業」のことではない。違法状態は無くさなくてはいけないが、「多少ハードワークでプレッシャーも厳しく、世間から『ブラック企業』とも呼ばれているが、自分はそんな環境で成長したいし稼ぎたい。だからブラック企業を選ぶ」という選択肢もあってよい。その会社があなたにフィットしていて、長く勤められるようならそれでよし。

   もし何かしらミスマッチがあって転職することがあったとしても、あなたのブラック企業勤務という経歴は転職市場において立派に機能することもあるだろう。(新田龍)

新田 龍(にった・りょう)
ブラック企業アナリスト。早稲田大学卒業後、ブラック企業ランキングワースト企業で事業企画、営業管理、人事採用を歴任。現在はコンサルティング会社を経営。大企業のブラックな実態を告発し、メディアで労働・就職問題を語る。その他、高校や大学でキャリア教育の教鞭を執り、企業や官公庁における講演、研修、人材育成を通して、地道に働くひとが報われる社会を創っているところ。「人生を無駄にしない会社の選び方」(日本実業出版社)など著書多数。ブログ「ドラゴンの抽斗」。ツイッター@nittaryo
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